全国各地で地域番組の取材を通じて見つけたもの、また各J:COM局の地域プロデューサーが地元の人々と出会って発掘した「ヒト・モノ・コト」の中から、また行きたくなる「おもてなし」を表彰します。
【組織構成】 西東京市の農業者約30世帯、飲食店 約20店舗
【活動開始】 2013年より活動開始(夜のマルシェは2016年より開始)
【目的】
西東京市産の農産物を、飲食店等の協力を得てメニュー化し、消費者へ提供することにより、農業振興を図るとともに、地域経済の活性化を促進することを目的とした事業
西東京市は、武蔵野台地のほぼ中央に位置しており、北部には白子川、中央部には新川、そして南部には石神井川が流れており、古くは江戸への農産物の供給地として、農業が発展してきました。
現在、「都市部」とされる市内の街並みにあって、市の面積15.8平方キロメートルのうち約1割が農地であり、市内の各所で「畑」のある風景を垣間見ることができます。市内の農地は、安全で安心な農産物を供給する生産の場であるとともに、貴重な緑地空間、教育資源、災害時の避難場所など、様々な役割と可能性を兼ね備えています。
西東京市の生産農家・飲食店・西東京市生活文化スポーツ部産業振興課により、市内産農産物を使ったメニューを開発し(累計 約200メニュー)、地産地消を推進。農産物キャラクター「めぐみちゃん」をPR担当に、マルシェや事業者交流会を開催。仕事帰りの地元の方をターゲットにした、夕方から夜の時間に開催する夜のマルシェなどが注目を集めています。最近では、マルシェに来られる市外の方も増え、以前のような農産物の供給地としての確立を目指し、農業再生に力を入れております。
①西東京市産の農産物を、飲食店等の協力を得てメニュー化し、消費者へ提供することにより、農業振興を図るとともに、地域経済の活性化を促進することを目的とした事業
②累計 約200メニューを開発し、地産地消を推進。農産物キャラクター「めぐみちゃん」をPR担当に、マルシェや事業者交流会を開催。
③農家 約30世帯、飲食店 約20店舗が参画。周遊マップやオリジナルグッズ・イベントを展開
西東京市は、江戸への農産物の供給地として、農業が発展していたが、近年農業の過疎化など深刻な問題を抱えている。その中で、農業衰退をストップさせるべく、市内の生産農家と飲食店が知恵を出し合い、市内外への需要拡大を担う為、消費者に判り易い表現として、農産物キャラクター「めぐみちゃん」製作し、着ぐるみやグッズの開発・駅前マルシェの定期開催や・周遊マップ作成を実施。近年、マルシェ・メニュー開発などの定着により、市内外からの訪問客数を伸ばしている。
【組織構成】 ㈱かすみがうら未来づくりカンパニー
【事業目的】
㈱かすみがうら未来づくりカンパニーは、かすみがうら市の地域活性化DMO推進事業です。
これまでの見るだけの観光ではなく、地域の魅力を体験することで、かすみがうら市の新たな地域価値創造につなげ、
交流人口の増大、産業化の実現、雇用の創出、将来的には移住・定住へとつなげていくことを目指します。
かすみがうら市では、霞ヶ浦サイクリングロードに多くの人が訪れることに着目。継続的な交流人口拡大を目指し民間会社3社にて、地域資源を活用したデイリー型のサイクリングプログラムの開発。
プログラムを事業化していくために、行政と民間会社が出資し、新たに「株式会社かすみがうら未来づくりカンパニー」を設立。
事業内容は、サイクリングプログラム、レストラン、マルシェ、6次産業事業の4事業を展開。
各事業で、かすみがうら市の地域資源であるフルーツなどの農産物を活かし、市の魅力を体験できる内容を考案。
これまでの見るだけの観光ではなく、地域の魅力を体験することで、かすみがうら市の新たな地域価値創造につなげ、交流人口の増大、産業化の実現、雇用の創出、将来的には移住・定住へとつなげていくことを目的として事業を展開。
①地方創生プロジェクトとして、官・金・民による第三セクター「㈱かすみがうら未来づくりカンパニー」の設立
②かすみがうら市はナマズの養殖をしているが、日本で好まれないナマズは普及しない中、かすみキッチンのシェフと養殖業者の協業で、ナマズスモークのカルパッチョを生み出した。
③生のナマズを食べられるのは、かすみキッチンだけ。
④レンタサイクル、市内の果樹園や名所旧跡を巡る観光型体験事業を展開し、これまでと違った観点で、観光客を呼び込み市のPR、地元職員の採用、地場産業の振興を図る。
⑤キッチン、マルシェでは、今年廃校となった安飾小学校、佐賀小学校、牛渡小学校、宍倉小学校、志士庫小学校、下大津小学校で使っていた備品を活用。
平成26年に完成した「交流センター」は、民間事業者を公募したが応募がなく空き家となっていた。
坪井市長は、市の指定金融機関である筑波銀行に呼びかけ事業者を募ったところ、観光事業を手掛ける(株)ステッチが浮上。
丁度、この時期は国も地方創生を始める時期でもあり、官・金・民による第三セクター「(株)かすみがうら未来づくりカンパニー」の新設による観光事業を展開することとなり、地産地消×ヘルシーをコンセプトに、市の産品を活かしたメニューを提供するレストランを展開する事となった。
【組織構成】 株式会社和紙の布
【価格】 150,000円~
【活動開始】 平成29年10月よりレンタル事業開始
【事業目的】
現在、天然資源である綿、ウール、シルクなどの原料は、ほとんど輸入に頼っている中で、国産間伐材を利用した和紙織物は、輸入に頼らず国内で生産可能な唯一の天然資源からなる、全く新しい素材です。株式会社和紙の布は国産間伐材(杉、檜)を使用した100%の和紙で「木糸」の開発に成功しました。このタキシードとウエディングドレスは、すべて木糸から出来ています。「つくり続けることで、守れる森がある」をコンセプトに今回レンタルを開始いたしました。これを機に木糸布のブランド化を目指します。
地域の間伐材を有効利用することによって林業と繊維産業のコラボを実現し地域の産業活性化につなげられる仕組みを構築し、タキシードとウェディングドレスのレンタル事業を展開。
大阪が全国に先駆けて間伐の重要性を広く一般の消費者の皆様に、理解してもらい、未来の世代のために森林を守る取り組む姿勢をくずさず、持続可能な循環型ビジネスを目指しています。
素材・染色・デザイン・縫製まで一手に手掛けるトータル職能集団、一歩舎デザインチームとのコラボにより「顔」の見える服作りをモットーに、糸づくり、布づくり、染色(友禅染色)、デザイン、パターンメーキング、縫製、それぞれの専門家で構成される服作りをめざし、自然を尊重するモノづくりを実践すべく、素材は天然素材に限り、中心に置くのは間伐材を使った「木糸」布。染色は自然界にある草木を使った草木染で構成する。
日本は、国土の70%が森林と、環境に恵まれた資源背景があります。しかし、間伐材は林業の空洞化で、間伐してもコストがかかりすぎて放置されたままとなっています。
地産地消を全面に掲げ、大阪でとれる間伐材(木糸)は、大阪の中小企業の連携で開発・販売実施。その中で、若者にも取組に着目して貰うために、タキシード・ウェディングドレスのレンタル事業を開始しました。
このシステムを構築して他府県の中小企業にも呼びかけて全国展開を目指しています。
資源を輸入に頼らない日本の新しいマテリアルは必ず必要であり、政府が打ち出しているカーボンニュートラルの意志にも合致します。
大阪が全国に先駆けて間伐の重要性を広く一般の消費者の皆様に、理解してもらい、未来の世代のために森林を守る取り組む姿勢をくずさず、持続可能な循環型ビジネスを構築しています。