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2018年度

「地方創生賞(モノ部門)」

モノ紀州梅真鯛梅
和歌山県串本町

概要

「紀州南高梅の中に、紀州産真鯛のほぐし身を詰めた食欲わきたつ一品です。」販売会社:株式会社岩谷 和歌山県串本町販売価格:6個入 3,000円(税別)、10個入 5,000円(税別)*その他1個入 500円(税別)、2個入 1,000円(税別)、4個入 2,000円(税別)、5個入 2,500円(税別)、8個入 4,000円(税別)賞味期間:製造日より6ヵ月(常温)販売開始:2011年バブル崩壊以降串本町の水産養殖業は、魚価の低迷、飼料の価格高騰、それらの要因に伴い後継者が不足するなど厳しい状況が続いております。全盛期は、串本町内で60業者を超えるほどの地場産業でしたが、現在は10業者を満たない程までに減少しております。危機的状況を打開すべく、地元の養殖業者である有限会社岩谷水産が、県の特産品である梅を活用した地産フルーツ真鯛「紀州梅まだい」を開発しました。平成14年に養殖を開始し、平成17年には「紀州梅まだい生産組合」が発足されました。弊社は、そのブランド化推進活動に取り組んでおり、紀州梅まだいの加工品の製造と販売を行っております。常温販売が出来る新しいコンセプトの加工食品を開発する事で、紀州梅まだいの認知度向上に繋がるのではないかと考えました。食品ギフト市場に着目し、商品パッケージやパンフレットの開発を行い、展示会・商談会へ積極的に出展し販売促進活動に励みました。地道な営業活動を行う事で、商品の新規性・独創性・ストーリー性などが買い手企業から評価され、当初の目標であった百貨店・カタログギフト会社のお中元・お歳暮商品として展開して頂けるようになりました。また出産内祝い向けの商品として、商品帯に「お子様の名入れ」が出来るサービスを行っており、梅と鯛を合わせた「“梅で鯛”縁起の良いお品」とお客様方から認知して頂けるようになりました。またそれに伴って、母の日・父の日・敬老の日などのパーソナルギフト商品としての需要も増加しました。食品ギフト市場において、消費者の方から紀州梅まだいを認知して頂ける様になり、ブランド化活動の幅が広がりました。

PRポイント

【商品誕生の経緯】バブル崩壊以降、串本町の水産養殖業は魚価の低迷・飼料高騰・後継者不足など厳しい状況が続いております。危機的状況を打開すべく、地元の養殖業者である有限会社岩谷水産が県の特産品である梅を活用した地産フルーツ真鯛「紀州梅まだい」を平成14年に開発しました。平成17年に生産組合が発足され、弊社はそのブランド化活動に取り組んでおります。ブランド化を図る中で、地域の特色を活かした新規性・独創性のあるギフト商品の開発に着目しました。「梅を食べて育った鯛が、今度は梅に食べられたら面白いのでは!?」と思い立ち、梅干しの中に真鯛のほぐし身を詰めた「紀州梅真鯛梅」の開発に着手しました。2年間の開発期間を経て2011年より販売を開始しました。【商品の特長】紀州南高梅の種を取り、中に甘酢みそで味付けした「紀州梅まだい」のほぐし身を詰めております。紀州の海と山の恵みを合わせた食欲そそるご飯のお供です。お茶漬け、お酒の肴、おにぎりなど幅広くお召し上がり頂けます。調味方法を自社独自で開発し、日本伝統の調味料である砂糖・みそ・酢のみで真鯛を味付けしております。甘めで塩分控えめの梅干しを使用しており、大粒で果肉がしっかりとした柔らかい食感が特長です。調味した真鯛のほぐし身との相性が良く、真鯛の旨みと梅干しの程よい塩味が食欲をわき立たせます。本品は一つ一つ丁寧に手作りで製造しており、その調味方法と加工方法の特許を取得しております。おめで鯛を梅で包んだ「梅で鯛」縁起の良いお品は、ご贈答のお品にお勧めです。【原材料へのこだわり】本州最南端の町、串本町の美しい海で梅酢エキスを与え育てた紀州梅まだいを使用しております。県の優良推奨産品として「プレミア和歌山」に認定されており、生産履歴を明確化し、無投薬で育てている安心・安全な真鯛です。梅干しは、同じく生産履歴が明確化された良質な大粒の田辺市産南高梅を使用しております。地元である南紀の海と山で丹念に育てられた特産物が一つになった、和歌山県「らしさ」と「ならでは」が詰まった新味覚の梅干しです。【紀州梅真鯛梅 受賞歴】・和歌山県優良県産品「プレミア和歌山」認定・T‐1グランプリ2011「西日本の部金賞」受賞・第5回チーム・シェフ コンクール「審査員特別賞」受賞・よしもと47シュフラン2018「ご飯のお供部門 金賞」受賞・フード・アクション・ニッポンアワード2018「特別賞」受賞