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2019年度

「地方創生賞(交流コンテンツ部門)」

交流コンテンツ部門西東京市の情報はこれ1つ!
タウン誌アプリ「フラリコ」!
東京都西東京市

概要

 タウン誌アプリ「フラリコ」は、日本初の超地域密着型タウン誌アプリである。東京都西東京市民の、西東京市民による、西東京市民のためのスマートフォンアプリ(Android / iOS)である「フラリコ」を使うことで、住民は西東京市での暮らしがより便利になるだけでなく、地域の事業者も売上をアップできる。 アプリの内容は、生活情報とお店情報の2つに大別できる。生活情報については、天気予報、西武線(市内を運行する電車)の運行情報、ゴミ収集、さらに休日診療の情報をリアルタイムで配信している。市役所や地域のメディアとも連携しており、最新の地域ニュースも毎日配信している。また、警察庁のデータベースをもとに、近隣区域内における不審者情報もまとめ、地図上でこれまでの事件発生位置を確認することができる。 お店情報については、市内の飲食店から修理業者まであらゆる業種のお店の情報(営業時間やアクセス等)を掲載しており、その数は2875店にも上る。 このような地域情報をまとめたサービスは他にもあるが、このアプリが他のサービスと決定的に異なるところは、「事業者ファースト」であることだ。つまり、西東京市の事業者が効率的に地域住民にPRできるようにこのアプリは設計されている。事業者は事前に登録することで、このアプリ上で新メニューの情報やクーポン、さらにスタッフ募集などのPRをすることができる。年々高騰するネット広告、そして大手企業の高すぎる広告費に、地域の事業者は厳しい戦いを強いられてきた。しかし、「フラリコ」ではお店の掲載料は完全無料、さらに通常は高額な求人広告も大手企業の10分の1ほどの価格で行える。「フラリコ」を活用することで地域の事業はより活発になり、住民の暮らしもより楽しくなる。  このタウン誌アプリ「フラリコ」は、西東京商工会青年部員でありWEB制作会社を経営する25歳の代表と、市内で複数の飲食事業を展開しながら青年部長を務める40歳の2名がタッグを組んで手がけている。これまでの幅広い青年部活動を通して培った人脈のおかげで、2019年11月のリリースからたった1ヶ月で1200ダウンロードを突破し、登録事業者数も100事業者を超えている。 スキルもバックグラウンドも年代も異なる2名がタッグを組み、これまでにない新しい事業で地域を興す。働き方が多様化した新しい地域活性事業のロールモデルとなるべく、毎日奮闘している。

PRポイント

 超地域密着型タウン誌アプリ「フラリコ」のPRポイントは3つある。1つ目は地域情報の全てを網羅していること、2つ目は「事業者ファースト」であること、そして3つ目は「日本初」であることだ。 まず1つ目について、「フラリコ」では天気予報などの生活に関する情報から、クーポンなどのお店情報まで、幅広い地域の情報を網羅している。地域情報を配信するサービスは他にも「まいぷれ」や「マチマチ」といったサービスがある。「まいぷれ」は地域のお店の情報が多くまとめられているが、市役所のお知らせなどの生活に関する情報は配信されていない。また「マチマチ」は住民の口コミがメインで、お店の情報はまとまっていない。「フラリコ」は競合の2つを上回る幅広い情報を見やすく提供することで、住民の暮らしをより便利で、より楽しいものに変える。 また、「フラリコ」では事業者自身がアプリ上で新商品の情報やクーポン、そしてスタッフ募集などのPRをすることができる。ネットや物流が発展し、世界の情報や商品に手が届くようになった今、従来の地域事業者が発揮していた距離的優位性はなくなった。つまり、多くの事業者が全国の土俵で戦わざるを得なくなった。全世界の人々が使うインターネット上で、ピンポイントに自身の顧客層にアプローチするのは極めて難しく、かなりのコストを要する。ITスキルの乏しい事業者は、これからますます厳しい戦いを強いられる。しかし「フラリコ」を使えばITスキルに関係なく、お店をPRすることができる。なぜなら「フラリコ」のユーザーは、そもそも潜在顧客層である地域住民だからだ。ネットマーケティングのスキルも必要なく、SEO対策やSNSのフォロワー集めに苦戦する必要もない。地域事業者は「フラリコ」でPRすれば、それがそのまま地域の潜在顧客層に届く。「フラリコ」は「事業者ファースト」のサービスである。 上記のように、幅広い地域情報を網羅し、地域の事業者が自分自身で情報発信できるアプリは「フラリコ」が日本初である。「地域をつくるのは地域の事業者である」という考えのもと、とにかく地域の事業者に寄り添ったサービスを提供していく。そして地域の事業者が活発になり、住民の暮らしもより楽しくなり、結果として地域全体が元気になる。そのようなアプリに「フラリコ」は育っていくと信じている。