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家庭画報のふるさとオブザイヤー部門

株式会社世界文化社


家庭画報のふるさとオブザイヤー部門

『家庭画報』が出会った後世に残したい日本の文化。
『家庭画報』本誌でここ数年の間に取り上げた日本各地の特集の中から、後世に伝えたいモノを選び、表彰します。


部門賞
ロカボ神戸プロジェクト兵庫県神戸市

概要

発起人:「食・楽・健康協会代表理事」 山田 悟先生、「サ・マーシュ」西川功晃さん、「キュイジーヌ フランコ ジャポネーズ マツシマ」松島朋宣さん、「玄斎」上野直哉さん、「モンプリュ」林 周平さん
プロジェクト開始時期:2016年9月~

PRポイント

日本料理、フランス料理、イタリア料理、カフェ、パン、スイーツなど、神戸の町の料理人やシェフ、パティシエたちが街ぐるみで取り組む、神戸らしくて健康的で、そして何より美しいアプローチ。それが「ロカボ神戸プロジェクト」。ロカボとは、緩やかな糖質制限のこと。極端な糖質抜きではなく、緩やかな糖質制限を推奨しています。ウェルネス都市を目指す神戸市では、ロカボな店の料理人たちによるロカボメニューに出会うことができる。
①誰もがわかる(Simple):世界中で注目されている「ロカボ」という食スタイル。おいしい食事でより健やかになる低糖質メニューを、食都・神戸の50以上の飲食店が提供。
②新しいアイディア(Mismatch):神戸が街ぐるみで取り組む、世界初の「エリア規模の糖質制限食プロジェクト」。
③誰もが会いたい(Action):現在では50以上の飲食店で、パン、スイーツ、日本料理、フランス料理、イタリア料理などさまざまなメニューを楽しむことができる。
④写真映え(Photogenic):美しい神戸の街ならではの、美しい料理の数々。
⑤人に教えたくなる(Share):「#ロカボ」ハッシュタグをつけたロカボメニューのSNS投稿キャンペーン実施中。
⑥地域活性(Vision):老若男女問わず誰もが毎日続けたくなるメニュー提供で、観光誘客だけでない消費活性が見込める。

部門設定企業担当者の声

弊誌にて連載中の山田 悟先生が神戸の料理人のかたがたと取り組んだプロジェクトを、2016年10月号にて特集、神戸北野ホテルにて「世界一美味しい”低糖質”の朝食をいただく集い」という読者会員組織「家庭画報サロン」向けのイベントも開催しました。”ゆるやかな糖質制限食で健康へもてなす”、神戸の継続的プロジェクトを今後も応援していきます。

部門賞
京組紐のマット&ナプキンリング京都府宇治市

概要

事業者:昇苑くみひも
価格:マット各8,000円 ナプキンリング各2,000円(ともに本体価格)
発売開始時期:2016年12月~

PRポイント

組紐は飛鳥・奈良時代に仏具の飾り紐として使われて渡来したのが現在の形の起源とされている。平安時代には貴族の礼服や冠の装飾に、武士の時代には兜や甲冑など武具への使用のほか茶道でも用いられ、現在のように帯締めとして使用されるようになったのは江戸時代といわれている。多様な場面で必要とされてきた組紐は、高台や丸台と呼ばれる木でできた台と糸、そして人の手だけで複雑で精巧な文様を組み上げ、その美を高めてきた。色とりどりに染めた正絹の束を何束も使い、何百、何千回と繰り返される手順を経て少しずつでき上がっていくその美しさは、まさに〝構造の美〟といえるもの。
①誰もがわかる(Simple):京組紐の伝統を受け継ぐ「昇苑くみひも」が作り上げた、華やかな京組紐のマットとナプキンリング。
②新しいアイディア(Mismatch):和のコーディネートだけでなく洋食器や中国茶の茶器にも使える、品があり飽きのこないデザイン。
③誰もが欲しい(Action):「昇苑くみひも」店舗とオンラインショップにて販売中。
④写真映え(Photogenic):美しい色と形、そして幅広いコーディネート力により生まれるテーブルの彩り。
⑤人に教えたくなる(Share):マットは八つ組みと呼ばれる組み方の丸い組紐を使い、紐を装飾的に結ぶ「飾り結び」の伝統的な形をもとに製作。ナプキンリングには角杉という組み方を使用し、「相生結び」というおめでたい意味を持つ飾り結び。
⑥地域活性(Vision):伝統工芸の美を再発見し、現代の暮らしを彩る逸品を共同で制作・販促をすることで、日本の伝統工芸の継続と発展に貢献。

部門設定企業担当者の声

日本が誇る伝統工芸に携わるかたがたとともに制作した、現代の暮らしを豊かに彩る家庭画報オリジナルの逸品をご紹介する連載「伝統工芸の美、再発見」(2017年2月号より開始)の第1回商品。弊誌でも人気の高いインテリアスタイリスト横瀬多美保さんにもご協力いただき、京組紐の新たな楽しみを提案できる商品が誕生しました。日本の伝統工芸と今様のライフスタイルを繋ぐ存在として、家庭画報は今後も日本文化の継承に貢献していきます。

部門賞
えちごトキめきリゾート 雪月花新潟県

概要

事業者:えちごトキめき鉄道株式会社
価格:食事付き 1万4,800円、食事なし6,000円
運行開始:2016年4月~

PRポイント

妙高山の景色を楽しむことのできる“妙高はねうまライン”と、日本海に沿って走る“日本海ひすいライン”。「えちごトキめきリゾート 雪月花」は、この二つの路線を楽しむことができる二両編成の観光列車。「all made in NIIGATA」を合言葉に、新潟の工場で製造されたオール新潟県産。調度の一つ一つに至るまで新潟が世界に誇る技術を採用し、デザイナーの意匠が随所に散りばめられている。二号車(レストラン・カー)では、こだわりの越後産食材を使用し、地元の料理人によって監修・調理された洋食(上越妙高駅発)、和食(糸魚川駅発)が提供される。新潟北部のワイナリーで特別生産されたスパークリングワイン他、沿線の地酒も試飲可能。
①誰もがわかる(Simple):妙高から糸魚川へ―ー。山から海へと抜ける有名な絶景を、天井と床以外はほぼ窓という国内最大級のパノラマウィンドウで堪能できる。
②新しいアイディア(Mismatch):妙高と糸魚川を連続で楽しむという発想。海は海、山は山と分断されていた観光が一つのパッケージとなり、越後産のこだわり食材の料理とともに鉄道旅行が楽しめる。
③誰もが参加可(Action):桜の春、山と海を体感できる夏、紅葉と収穫の秋、雪景色の冬。四季折々の風景と食事で、週末の贅沢な旅を価格的に無理なく体験することができる。
④写真映え(Photogenic):景色の写真、国内外のデザイン賞を受賞した車両、すべてが絵になる。
⑤人に教えたくなる(Share):誰でも利用可能な展望ハイデッキでの、二本木駅のスイッチバック体験は雪月花のハイライト。
⑥地域活性(Vision):四季それぞれの景色と食事で、通年の観光誘客ができる。また、前後泊を新潟で、という観光客の増加も期待できる。

部門設定企業担当者の声

2016年12月号「日本の絶景」特集では、エッセイストの森下典子さんに至福の列車旅を楽しんでいただきました。新潟ならではの絶景、料理、もてなしを堪能できる憧れの鉄道旅行が、手の届く価格で週末に体験できます。いまや地域観光のヒーロー的存在となった雪月花。二本木駅見学や高田駅での雁木通りツアー、走行中や停車駅での沿線のかたとのふれあいなど、地域とともに盛り上げていることも雪月花の魅力のひとつです。

募集概要

応募期間
応募無し
応募方法
応募無し
受賞時の特典
『家庭画報』本誌で紹介します。
受賞決定タイミング
2016年1月下旬に決定

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