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ふるさとカレー部門

ジモカレJAPAN


ふるさとカレー部門

全国各地には地元の特産品を活用した「ご当地レトルトカレー」が数多くあります。ジモカレJAPANでは、その中から、地域の食材、食文化を通じて地域を広くPRする「ご当地レトルトカレー」をセレクトして表彰します。


部門賞
特殊法人 藤沢商工会議所
~トマトと豚のふじさわカレー開発ドキュメント~神奈川県藤沢市

概要

【販売業者】 特殊法人 藤沢商工会議所
【価格】 600円(税込)
【販売開始】 2017年


湘南江の島を中心に年間1,800万人以上が訪れる藤沢市。海やビーチといった観光で知られていますが、実は産業都市でもあり、農業・畜産業も盛んで、神奈川県では随一の生産・飼育数。藤沢市の魅力をPRすべく、商工会議所青年部の有志が音頭をとり、6次産業化をテーマに生産農家と協業し、商品開発~販売まで全て手掛けた商品。

PRポイント

カレーのメイン原材料となる、「藤沢産トマト」と「藤沢産高座豚」は、いずれも神奈川県内一の生産数。


「藤沢産トマト」(冬春トマト)は、国の指定産地になっている程、旨味が凝縮されたトマト。
「藤沢産高座豚」は、1985年に地元養豚家らが農事組合法人を設立し、繁殖・肥育管理の充実を計るなど生産農家が限られるため、希少価値がある。肉質の特徴は、きめ細かく柔らかで、脂の質が良く、旨みが多い。
国内有数の観光名所として多くの方が訪れる江の島がある藤沢市は、持ち帰りできる特産品があることをPRすべく、藤沢商工会議所青年部の有志が「藤沢産高座豚」と「藤沢産トマト」を食材としたご当地カレーの開発に取り組んだ。
豚のほぼすべての部位を丸ごと使用し、水をほとんど使わず風味と酸味が程よい新鮮な藤沢産トマトのピューレと煮込んだご当地カレー。


  1. ①青年部の有志15人が平日就業後や休日に何度も集まり、プロの手を借りずに、半年間で商品の企画からレシピ作り、商品化まで実現
  2. ②2017年5月に開催された藤沢産業フェスタでは一般市民へ試食ブース展開、商品のお披露目販売は同年9月の藤沢市民まつりに合わせて展開、11月の藤沢ワインまつりでも販売を行った
  3. ③地元の食材をふんだんに取り入れ、『ワインの製造量日本一の藤沢』もアピールするため、ワインにも合う、藤沢の魅力が詰まったカレーに仕上がっている
  4. ④レシピを市内の飲食店に提供し、藤沢を代表する地産地消のご当地カレーとして展開することを視野に入れている
  5. ⑤藤沢土産として定着させ、給食メニューへ加えてもらうことで、藤沢の魅力を市内外に発信し、地元の地域貢献に繋げたい

部門設定企業担当者の声

藤沢市は、観光・リゾート産業を中心に、海側(南部)に交流人口が集中し、市内産業の一極化の要因となっています。その中で、トマトと豚のふじさわカレーの取組みは、市内北部で特に盛んな農業・畜産業と連携していることから、今後、藤沢市内の産業一極化是正を視野に入れた、プロジェクトであると感じます。 市内外に藤沢市の美味しい特産品を知るきっかけとして、藤沢ブランドを売り出していく礎となりうる本取り組みは、まさに、ふるさと名品です。

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部門賞
農村加工所まんま実~やのみかんがはいったチキンカレー
~カレーにマーマレードを入れる文化をヒントに開発~福岡県古賀市

概要

【販売業者】 農村加工所「まんま実~や」
【価格】 550円(税抜)
【販売開始】 2012年

まんま実~やは2009年4月、地元の農家の女性12人が出資して設立しました。

古賀市の農産物を加工したり、郷土料理の伝承・食育活動をおこなっています。
地元食品加工会社と「まんま実~や」が、アイデアを出し合い、ミカンが入ったレトルトのチキンカレーを開発しました。

PRポイント

古賀市では古くから、みかんの栽培が盛んでした。
しかし、農業を取り巻く環境が年々厳しくなる中、古賀市のみかん農家も減少しています。
このままでは古賀からみかんが無くなるかもしれないという危機感。古賀で頑張っているみかん農家を応援したいという思いから、みかんを使って何かできないかと考えました。
古賀市は食料品製造業製造品出荷額が県内2位を誇る食のマチ。
国道3号線から見える場所に、ハウス食品福岡工場があります。ハウスのカレーは子どもから大人まで、多くの人に愛されています。そこで工場からも助言をいただきながら、みかんをペースト状にして、地元野菜と一緒に煮込んだカレーを作ることになりました。


商品化に向けて試行錯誤を繰り返し、2012年に古賀市が開催した6次産業化コンテストに出品、販売を開始。

古賀市の農家では、カレーにマーマレードを入れる家庭が多く、そこからヒントを得て、古賀市の特産品「山見坂ネーブル」をペースト状にして煮込み、後味が爽やかな特徴ある口当たりのカレーとなります。
また、たっぷりの地元野菜をチキンベースで手間暇かけてコトコト煮込むことで、野菜の旨味がぎゅっと凝縮されたカレーが完成。


農村加工所「まんま実~や」は、古賀市の女性農業者が、郷土料理や地元農産物で作った加工品を多くの人に食べていただきたいとの願いから発足。
「子ども達に伝えたい母の味」、「未来へ伝えたいふる里の味」をモットーとし、安心安全、手作りにこだわった商品づくりをしています。
私たちの想いを「こころ」と「からだ」で味わってください。

部門設定企業担当者の声

代表の船越美治代さん(67)は、メンバーの高齢化が課題である事を掲げた上で、若い女性に仲間を広げ、地域女性の雇用促進に少しでも貢献できればと、農家レストランの実現も模索中です。


食を通じて農山漁村の地域づくりに貢献している女性たちを表彰する「第24回食アメニティコンテスト」(一般財団法人農村開発企画委員会主催)で、古賀市新原の「農村加工所『まんま実(み)~や』」が農村振興局長賞を受賞。


都道府県などの推薦を受けた全国の30団体・個人の中から選考で、農村振興局長賞は農水大臣賞に次ぐ、九州の応募者の中で最高位となりました。

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募集概要

応募期間
公募なし
応募方法
公募なし
受賞時の特典
各種コンテンツメディアへの情報提供とその先のメディア露出の可能性の増大
受賞決定タイミング
2018年1月上旬