トップに
戻る
つなげよう!国産ホップの輪部門

キリン株式会社


つなげよう!国産ホップの輪部門

~国産ホップでビールをもっとおもしろく!~
「ビールの魂」とも言われるホップ。ホップはビールに華やかな香りをもたらす、とっても大事な原料です。今、クラフトビールの人気も高まり、国産ホップに注目が集まっています。国産ホップは日本のビールシーンをもっとおもしろくする!そんな可能性を秘めています。そして今、全国各地で、新たにホップ栽培を始めたり、国産ホップを通じた地域活性化のプロジェクトが行われています。その中から、国産ホップの魅力発信と日本のビアカルチャーの発展につながるプロジェクトを表彰いたします。


部門賞
6次産業化を目指し与謝野町をホップ産地に京都府与謝野郡与謝野町

概要

活動主体:京都与謝野ホップ生産者組合
産業分野における新たな価値を創出し、魅力あるまちづくりを進めることを目的として町が取り組んでいる
「与謝野ブランド戦略事業」。その1プロジェクトとして、2015年よりクラフトビール醸造を見すえたホップ栽培をスタート。
関西圏初のホップ栽培に成功している。ホップを通じて与謝野町を知ってもらい、人のつながりが広がっていくことを期待している。

PRポイント

ビジョン(シンプル) :与謝野町をホップ産地にし、町民と共に与謝野産クラフトビールで乾杯する未来を創る!
ミスマッチ :①町との密な連携!町と協力し地域おこし協力隊制度を活用して「与謝野ホップ生産協力隊」を募集!②日本トップクラス!29種類のホップ栽培
アクション :ホップの収穫期には地域の住民に声をかけ、約100名で手作業でのホップ収穫!
シェア :国産ホップの価値や、このプロジェクトの想いに共感頂いた各地のクラフトブルワリーとコラボレーションし、「与謝野ホップ」を全国にアピール!


■行政・市民が一体となり、ゼロから与謝野をホップ産地に与謝野ブランドを全国に発信しようと、クラフトビールブームに注目。
ただ与謝野町でビールをつくるのではなく、ビールの魂であるホップの栽培から取り組んでいる。
海外から29種類のホップの苗を輸入し、与謝野の気候に合うホップを試行錯誤で探究。その過程を地域住民にも広く伝え、住民参加型のイベントも開催するなど、「わが町のホップ」となるような巻き込みも行っている。


■今後の展開
与謝野産ホップを用いた加工品(アイス、シロップなど)の開発にも取り組み、より与謝野ブランドを発信していきたい。
また、引き続き日本のクラフトブリュワーとのコミュニケーションを密にとり栽培に生かすことで、「日本のクラフトビール文化の発展に与謝野町あり!」と言われるほどの存在感を持っていきたい。

部門設定企業担当者の声

地元でホップを栽培したいという地元住民の熱い想いに町が協力し、町がクラフトビール醸造事業も発足させ、さらにはホップの栽培・販売促進・広報も兼ねた人材を地域おこし協力隊制度で募集をするなど、立ち上げの段階から官民が連携して町おこしを行っている点が大変素晴らしいと思います。
また、グリーンカーテンの中で、地域住民と共にひとつひとつホップを手作業で収穫する体験は、それそのものがフォトジェニックであるのと同時に、地元住民の与謝野ホップへの愛着や、「自分事化」を促し、6次産業化に向けてよりスピードアップするのではないかと思います。
更に、29種類ものホップの栽培は国内でもトップクラスです。
クラフトブリュワリーとの連携も加速し、与謝野町がホップとクラフトブリュワーを繋ぎ、新しいビール文化を創造する町になるのではないでしょうか。
キリンも与謝野町を応援していきます!

PR

部門賞
NextCommonsLab遠野 BrewingTonoチーム岩手県遠野市

概要

関係者:遠野市、市民・市内事業者、NextCommonsLab遠野、遠野醸造
~ビールの里・遠野に住む 誰もが主役のまちづくり~
ホップ生産者が減少する遠野市において、「ホップの里からビールの里へ」を共通のビジョンとして新しいまちづくりに挑戦。
実現にむけての参加型プラットフォームを立ち上げ、行政・市民・民間企業・移住者などの関係者が協働し、ビジョンの具現化に取り組んでいる。
クラフトビールの原料としての国産ホップの領域を超えて、大事な地域資源としてオンリーワンの価値とコンテンツ創りを実践している。

PRポイント

シンプル(ビジョン):日本一最高の乾杯が味わえるまち「ビールの里」
ミスマッチ:夢を持った地域リーダー×移住してきた社会起業家4名(地域おこし協力隊)が連携
アクション:誰もがビール造りに参加できるコミュニティーブルワリー「遠野醸造」を開業する2名の醸造家


◆共通のビジョンによる一体化
・行政、市民、民間企業が文字通り一体となって、まちのビジョンに立場を超えてコミットし、実現に向けて動いている。
また、推進力となる新規移住者を獲得し、新しい風を吹き込みながら協働している。


◆自由な発想で企画し、巻き込んでいく
・東北電力と連携し、ホップの苗を市民に配って、まち中をホップのグリーンカーテンにしていく、ホップ畑でお花見やBBQを楽しむビアツーリズム、
伝統芸能とビールをコラボする、など自由な発想で楽しみながら取り組んでいる。この遠野でしか体験できないことが、住民だけでなく市外の参加者も
呼び込み、地元の人々と交流することでファンが増えている。


◆スピードと期待できる今後の展開
・プラットフォーム立ち上げから1年半、ビジョンに引き寄せられた移住者が醸造所の立ち上げを開始。醸造所開設のキックオフイベントには120名もの方が参加。
また、クラウドファンディングは開始1週間で160人から380万を超える支援を集め、今まで広げてきたコミュニティの力強さを感じる。
今年春には、新たな拠点となる醸造所が開設され、動きはさらに加速していく。

部門設定企業担当者の声

日本財団ソーシャルイノベーションフォーラムでも優秀賞を受賞したネクストコモンズの取組は、今や地域創生の中でも注目の取組の1つです。
地域リーダーの将来のビジョンを可視化し、その夢を一緒に創り上げる社会起業家を募集して移住してもらい、地域に足りないリソースを補強して、
クラスターを形成しているアイディアとアクションが本当に素晴らしい、先進的な取り組みを展開しているプロジェクト!
ホップとクラフトビールという地域の強みを最大限活かしたまちづくりは、そのコンセプトもシンプルでわかりやすく、巨大なグリーンカーテンで最高の一杯を味わえるビアツーリズムは、思わず人にシェアしたくなるようなフォトジェニックさを兼ね備えています。
「オンリーワンの地域資源の価値をここまで徹底的に磨けば、まちは元気になる!」を体現し、「ビールの里構想」の実現を目指して、
ぜひ引き続き前進していってください!


PR

部門賞
遠野産ホップIBUKIを使用したホテルオリジナルバスアメニティ宮城県仙台市

概要

日本一の栽培面積を誇る岩手県遠野産のホップ「IBUKI」を使用したホテルオリジナルのバスアメニティ(シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ)。

PRポイント

昨年6月19日に開業したホテルメトロポリタン仙台イーストは、ホテルコンセプトを「東北六感~SENSE OF TOHOKU~」とし、東北六県の魅力を多角的に発信することを目指しています。
その中の施策のひとつとして、このオリジナルバスアメニティを(シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ)開発し、客室に展開しました。
このバスアメニティは、日本有数のホップ産地である岩手県遠野産のホップ「IBUKI」を使用しました。
リラックス効果が高いと言われるホップはバスアメニティに最適です。
お泊まりいただくみなさまにこのホップの魅力を感じてご滞在をお楽しみいただきたいという思いでつくりました。
ボトル色やイラストも分かりやすく表現することで、お客様へのストーリーの伝わりやすさも意識しました。また通常ビールに使用されるホップを、バスアメニティに採用するというアイデアが、ホテルならではの新しい取り組みになったと思っております。
また宿泊者専用ラウンジでは、今回商品開発に携わった方々のご紹介と遠野ホップ「IBUKI」を説明するパネルを設置しています。
遠野やホップにさらに興味を持っていただき、地域を応援してくれる方が増え、実際に現地に足を運ぶ旅につながるようなきっかけになるよう仕掛けづくりをホテル全体で行っています。
ホテル店頭での販売も開始し、ご家庭用やギフトとして多くのお客様にご購入いただけるようになりました。ホテルからの情報発信を通してホテルへのご宿泊だけでなく地域への誘客に貢献できる取り組みとして今後につなげていきたいと考えております。

部門設定企業担当者の声

今回のこのアメニティは、ホップ=ビールの原料という固定概念を覆し、バスアメニティとしてホップの新たな魅力を提供しているところをとても高く評価しております。
また、本来のホテルの役割を超え、東北の玄関口「仙台」のホテルであることから「東北六感」を掲げ、東北の地方都市の地域資源にフォーカス当て、ホップバスアメニティーの販売を通じて、実際に現地を訪れるきっかけ作りを意識した取り組みは、本当に素晴らしいと思います。
更に、ホテルの部屋利用のみでの展開からスタートしましたが、お客様から購入意向を多数いただき、今ではフロントでの一般販売にまで発展したことも素晴らしいです。

ビールファン以外に国産ホップの魅力を伝えていただいていることに感謝いたします。

PR

募集概要

応募期間
フレッシュホップフェスト2017~つなげよう!ホップの輪~開催期間中
9月22日(金)~10月22日(日)
応募方法
国産ホップに関係するプロジェクトからエントリーを受け付けます。
別紙のエントリーシートにプロジェクト内容をご記入の上、e-Mailにてお申し込み下さい。
※エントリーシート以外にも、プロジェクト内容がわかる資料がありましたら、合せてご提出ください。
<申込み、問合せ先>
フレッシュホップフェスト実行委員会
メール: info@freshhop.jp
受賞時の特典
フレッシュホップフェスト実行委員会で受賞したプロジェクトを取材し、各種媒体で情報発信いたします。
受賞決定タイミング
2017年12月上旬