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主婦やシニアの方の活躍創出部門

株式会社リクルートジョブズ


主婦やシニアの方の活躍創出部門

地方創生を担う働き手を確保するには、働きたいという意思を持ちながらも働けていない主婦やシニアなど多種多様な方が働くことができる環境を作っていくことが重要になります。
「シフトや業務を細分化した短時間勤務の実現」「柔軟な働き方を可能にするユニークな制度」等、多様な方が活躍できる環境を創り出した様々なチャレンジを応援します。


部門賞
復興を越えた創造へ!
山元町の未来をつくる希望のイチゴ『MIGAKI-ICHIGO』と『ミガキイチゴ・ムスー』宮城県亘理郡山元町

概要

◆事業内容:
農産物の生産販売および輸出、農業技術の研究開発、産地ブランド開発、加工品商品開発、営農支援パッケージの開発等、営農研修、海外生産展開
◆製品ラインナップ:
・震災前から山元町の名産だったイチゴ100%でつくられたスパークリングワイン『ミガキイチゴ・ムスー』
・「食べる宝石」といわれる1粒1000円の高級ブランドイチゴ『MIGAKI-ICHIGO』
◆略歴・取組:
代表の岩佐さんは山元町出身。東京の大学在学中にIT関連企業を起業。震災で甚大な被害を受けた故郷・山元町のために、経営者としてできることをしようと、2011年中に農業生産法人GRAを創業。山元町の基幹産業であったイチゴ栽培の発展に努めている。
また自力で再起するのが困難だった元イチゴ農家のシニアを積極的に雇用している。

PRポイント

◆シンプル:(誰もがわかる)
震災後、95%が壊滅した山元町のイチゴハウス。ITの力と地元の方の経験を活かし、町の主幹産業であった名産イチゴのブランド化と雇用創出に成功。
◆ミスマッチ:(新しいアイデアが入っている)
1粒1000円のイチゴ、そのイチゴでつくったスパークリングワインの開発。
働き手のための工夫としても、高設溶液栽培の採用やイチゴハウスのオートメーション化により、働き手の労働負荷を大きく軽減。
◆アクション:(会いたい、欲しい、誰もが参加できる)
商品の魅力で購買アクションがはかれることはもとより、震災後、畑も働き口も失った地元のシニアと主婦が農作業を支える取組。この事業に魅かれ、夫婦で移住してきた社員もいる。
◆フォトジェニック:(写真映えする)
人の目でしっかり見極められた完熟イチゴは1粒1000円。その美しさは「食べる宝石」とも言われる。また、そのイチゴでつくるスパークリングワインは、見た目も華やかで女性にも大人気。
◆シェア:(人に教えたくなる)
商品そのものの話題性もさることながら、経営者の地元の復興への熱い思いと、クールに事業を成長させていく戦略・手法は、誰かに伝えずにはいられないストーリー性がある。
◆ビジョン:(地域が元気になる)
「震災復興」から山元町の真の発展を考える経営者。以前のままの農家の形では労働対価が低く、結局人がやりたがらないと考え、オートメーション化を促進。本来人が介在すべきところに集中でき、十分な収入を確保できることを目指し、日々まい進している。そこには、「働きたい町」「住みたい町」となることこそ目指す世界だとする純粋な使命感が存在する。

部門設定企業担当者の声

▼ふるさと名品である『MIGAKI-ICHIGO』と『ミガキイチゴ・ムスー』は、商品として非常に華やかで、美味しさが際立ちます。

▼「一時的に復興しても、その地域で継続して自立できなければ結局人が離れてしまう」という経営者の純粋な使命感が、事業そのものを進化させていく原動力にも繋がっている好事例です。
「商品そのものの魅力を企画」×「地元の職を失ったシニアの方や主婦の方の働きやすさ」×「次世代の若い方々が移住し就職したくなる事業」という3本柱が、復興後の継続的な成長を可能にしています。

▼一般投票のコメントでも、『事業を通して地域が希望と誇りを取り戻すストーリーに感銘を受けた』『東日本大震災からの単なる復興ではなく、農業を通じて地元を活性化させているところがよい』『シニア世代から農業の基本を学び、最先端の技術を活用して主婦や若い世代の人々も働きやすく、魅力ある仕事として、様々な年代の方がいきいきと働いている様子が素晴らしいと思ったから。』
『東北の企業には頑張って欲しいのと、おじいちゃんより受け継がれた思いがいいと思う』などのお言葉をいただきました。たくさんの声を代表して「コト部門」に推薦させていただきます。

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部門賞
80歳、白衣のシニアが過疎地の廃校で研究。
“夢の糖”で繋がる「希少糖の木」と「レアシュガースウィート」香川県木田郡三木町

概要

◆事業内容:
希少糖の生産技術の開発研究、希少糖の生産販売、バイオ関連技術の教育・研修事業等
◆製品ラインナップ:
・過疎化が進む三木町のシニアで結成された「ズイナーズ」が苗を組織培養で育てる「ズイナの木」。
→研究所ではバイオ技術を用いた希少糖の生産に関する研究開発を進めるとともに、ズイナの植物体に注目。
新たな希少糖研究に欠かせない貴重な木だが、種から生育させることが難しい。
そのため農作物の知見がある町のシニアが白衣に身を包みこれらを育てている。
・研究所で生産している「希少糖」で作られた「レアシュガースウィート」。
→地元企業である松谷化学工業との共同開発で、天然由来の希少糖含有シロップ・レアシュガースウィートを商品化。アジア、アメリカなどへの海外販路も展開中。

PRポイント

◆シンプル:(誰もがわかる)
「香川大学の研究×行政の支援×地元企業の製造販売」という産学官連動に加え、過疎化が進む町のシニアの雇用創出にも尽力されている。
◆ミスマッチ:(新しいアイデアが入っている)
廃校跡地の研究所。白衣をまとうシニアが培養しているのは、実は世界にただひとつ「希少糖」を含む植物、ズイナである。一方バイオ技術で生産される「希少糖」は海外からも注目され、製品化もされている。その「地域」と「世界」の融合が魅力。
◆アクション:(会いたい、欲しい、誰もが参加できる)
ズイナの培養作業をする地元のおじいちゃんおばあちゃんは通称「ズイナーズ」。培養作業をしつつ、仲間とここでお話できるのが何よりの楽しみとのこと。
◆フォトジェニック:(写真映えする)
ズイナーズのみなさんが、普段の農作業用の服から白衣に着替えると、顔つきまで晴れやかになる。白衣はおひとりおひとりの名前入り。お世話をする女性スタッフが準備するのだとか。
また研究所は教室に最先端の機械が導入されていたりと、山の中腹にある廃校が不思議な空間を作り出している。
◆シェア:(人に教えたくなる)
ズイナーズのみなさんの働き方と、「希少糖」という何やら体にも良いとされる世紀の発見である糖についてはつい話したくなる情報であるといえる。
◆ビジョン:(地域が元気になる)
希少糖の商品が多く世に出ることと、過疎地活性との融合を、産学官で模索されている香川県、三木町。日本の多くの市区町村が抱えているであろう課題の少し先を行く取組に期待したい。

部門設定企業担当者の声

▼希少糖は海外の研究者からも注目されており、年一回、希少糖学会が三木町のこの廃校跡地で行われ、産学官連携でまさに「地域から世界へ。」の広がりを見せている。

▼代表兼香川大学の特命教授でもある何森氏は、香川大学農学部で糖の研究に従事し、世界で初めて希少糖「D-プシコース」の生産に成功。
香川県の産学官連携による希少糖実用化プロジェクトの中枢を担っている。

▼何森氏は地元三木町とも連携し、町内の廃校に研究センターを開設して地域の高齢者を採用。
子どもたちを含む教育・交流の場も創出し、多方面で活躍されている。
過疎化が進むわが町に対する思いも強く、希少糖を一過性の流行りで終わらせず「香川県の文化」に発展させるべく尽力されている。
そのためにはまだまだ課題も多く、様々なことに悩みながら活動されているとのこと。

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部門賞
地元に愛されるお菓子の理想郷の実現をめざした老舗の、
懐かしくも新しいスタイリッシュな「かりんとう」福岡県北九州市小倉南区

概要

◆事業内容:
菓子・飲料製造卸販売
◆製品:
約20種類のラインナップがそろう地元の素材を活かした、パッケージも美しい「かりんとう」。
→創業当時の味「小柳」他、いちご、紫芋、黒糖、抹茶など、定番商品に加え、明太子や有明海苔、藻塩といった変わり種まで多種多様。
生地には、地元福岡県の小麦を使用し、いちごや明太子、抹茶も福岡県、紫芋は鹿児島県、ゆずは宮崎県、藻塩は長崎県など、九州地域から厳選した素材を使い、「地産地消」にも一役買っている。
◆略歴・取組:
1954年創業。
菓子製造卸業としてどんど揚げなど油菓子をはじめ、業容を拡大。2009年には製造直販にも参入。
「北九州スイーツヴィレッジ構想」を掲げ、「地域貢献」「食育」「子育て」等の視点を取り入れ、日本一働きやすいお菓子屋さんを目指している。

PRポイント

◆シンプル:(誰もがわかる)
地元を愛する企業が創業から作る、地元の素材を活かし現代風にアレンジした美味しいかりんとう。
◆ミスマッチ:(新しいアイデアが入っている)
店舗、工場が集まる地域を「観て、食べて、遊んで、くつろぐ」場にすることを目指し、「北九州スイーツビレッジ」プロジェクトが進んでいる。
計画中のドーナツの新工場では、製造工程が見られる通路を作り、子どもたちに工場見学に来てもらったり、お菓子作り教室を開き、お菓子を通じた「食育」が行われる予定である。
◆アクション:(会いたい、欲しい、誰もが参加できる)
経営するシンプルモダンなインテリアで彩られた“KIKUTARO Café”や、系列の洋菓子店“ファボリ プリュ”は、美味しいお菓子や料理を求め県外からのお客さまも多く来店してにぎわう。
◆フォトジェニック:(写真映えする)
色とりどりの小分けした袋に入るかりんとうは、目移りするほどのかわいらしさで、ついいくつも買ってしまうほど。
◆シェア:(人に教えたくなる)
お客様から創業時のかりんとうを懐かしむ声が多数あり、その期待に応え昨年、“菓匠きくたろう”をオープン。
当時のかりんとうだけではなく、多彩で繊細にアレンジされたそれは口コミで広がっている。
◆ビジョン:(地域が元気になる)
3年をめどにスイーツビレッジの敷地内に保育園の新設を目指す。
従業員の子どもを半分、残りは地域の方を受け入れ、従業員に安心して働いてもらう「子育て支援」や「地域貢献」も視野に入れている。
お菓子という軸が様々な可能性を生み、ここに人が集まり笑顔になり「交流」の場ができ、「観光」の場ともなる。

部門設定企業担当者の声

▼菓子業界では、ここ数年市場規模自体は横ばいなものの、小規模経営や個人営業の菓子店はどんどん減少しているといいます。
大手企業チェーンの拡大や、コンビニスイーツの台頭によって、いわゆる街のお菓子屋さんが減少しているそんな状況の中、株式会社しんこう様は直販に打って出られました。
『おいしさで笑顔をつくる』を企業理念に、直でお客様の笑顔がみたいという、人や地域を大切にする風土がある、すばらしい企業様です。
従業員のみなさんへも手厚くされていて、パートの女性はみな口を揃えて「働くのが楽しい」、「もともとこの企業(店舗)やお菓子のファンだった」とおっしゃっていました。

▼一般投票のコメントでも『単なるお菓子販売でなく、地元の人々が集う場創り・雇用の創出と地域活性化の騎手企業である。』『北九州土産としてお渡しすると大変喜ばれます。
働いている方もいつもいきいきとしていて元気をもらえます。』『たまたま、行きつけで大好きなお店なので投票させて頂きました。
接客の良さや商品のおいしさが大好きです。
これからも応援して行きたいです。』など、お菓子のおいしさや地域活性の点からも高く評価されています。
地元のみなさんに愛されるお菓子を全国のみなさんにも知っていただきたく、「モノ部門」で推薦させていただきます。

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募集概要

応募期間
2017年9月01日~2017年11月30日
応募方法
本ページよりエントリーシートをダウンロードいただき、11月30日までにメールでお送りください。
【エントリーシート ダウンロード】

<送付先>
Mail : meihin_entry@r.recruit.co.jp
<件名>
ふるさと名品オブ・ザ・イヤー「主婦やシニアの方の活躍創出部門」エントリー

※エントリーシートはご返却致しかねますのでご了承ください。
※選出は一般投票および「内閣官房 まち・ひと・しごと創生本部」によって行います。
受賞時の特典
特典内容は以下の通りです。

1)『ふるさと名品オブ・ザ・イヤー』サイトでのご紹介
 ・本ページでの表彰及び事例紹介を行います
2)『リクルートジョブズ ふるさと名品オブ・ザ・イヤー』サイトでの紹介
 ・http://recruitjobs.co.jp/furusato/サイトでのご紹介
3)企業様・取扱い名品ご紹介のムービー制作(3分程度)
 ・http://recruitjobs.co.jp/furusato/サイトに掲載
4)求人情報メディア「タウンワーク」内でのご紹介
受賞決定タイミング
2018年1月上旬