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発見! 家庭画報のふるさと名品部門

株式会社世界文化社


発見! 家庭画報のふるさと名品部門

『家庭画報』と読者が発見した日本各地の知られざる名品や遺したい文化。
『家庭画報』本誌と『家庭画報.com』で取り上げた日本各地の特集の中から、強く発信したい「モノ」と「コト」を選び、表彰します。


部門賞
世界でひとつだけの靴 香川漆芸×セルジオ ロッシ香川県

概要

販売社: 株式会社セルジオ ロッシ ジャパン 製作者:香川県漆芸研究所ほか
商品価格:172,800円 2017年10月1日~9日 GINZA SIXにて展示 10月17日~23日 高松三越にて展示。
発売開始時期:2017年10月31日まで、家庭画報の紙面を通じて、申込みによる抽選販売。完売(セルジオ ロッシ美術館への収蔵も含む) 。

PRポイント

香川漆芸は、江戸時代末期に、高松藩お抱え職人の玉楮象谷(たまかじぞうこく)が、当時主流であった蒔絵にかわるものとして、中国・東南アジアの漆芸技術を導入して、日本独特の技法を開発したことが起源。「香川の三技法」と呼ばれる「蒟醤(きんま)、存清(ぞんせい)、彫漆(ちょうしつ)」を継承している。その香川漆芸の若手作家たちが、イタリアの靴ブランド「セルジオ ロッシ」の協力を得て、高さ10.5cmのヒールの装飾に挑戦、世界にひとつだけの美しい靴を作り上げた。
シンプル ■香川漆芸の技術の高さは誰もがわかるレベル
ミスマッチ ■世界的ファッションブランドと組むというコラボレーションそのものに意外性があると同時に、若手作家が伝統の枠を越えて、個性的でモダンな作品を仕上げた。
アクション ■多数の応募があり、高額であるにもかかわらず、実際の購入につながった。
フォトジェニック/シェア ■靴の造形美とヒール装飾の美しさは写真映えもするし、日本人好みの「裏勝り」で思わず人に知らせたくなる。
ヴィジョン ■人間国宝の山下義人氏が指導して、若手作家が果敢にチャレンジすることで、香川漆芸の新たなる魅力が、グローバルに発信できた。

部門設定企業担当者の声

「家庭画報」という媒体ならではの、ふるさとの名品を改めて考えたとき、日本の伝統工芸の技術を、ファッションブランドとコラボレーションすることで世界に発信し、新たな名品を作っていくという、この企画が最もふさわしいのではないかと思いました。完成した靴は、いずれも一点ものですが、販売され、実際にお客様の手元に渡っています(一部は、セルジオ ロッシ美術館に収蔵)。これをきっかけに、香川漆芸の技術が伝承され、新たな消費者に届くような広がりを期待しています。

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部門賞
プラチナボーイ物語茨城県 群馬県 滋賀県

概要

特別なオスだけの新蚕品種「プラチナボーイ」の繭から紡がれる純国産の絹糸で「世界に一つの自分だけのきもの」を作るため、約1年をかけてきものの制作工程を体験していただく、それがプラチナボーイ物語。銀座もとじが企画・運営するこの体験型商品です。
販売社: 株式会社 銀座もとじ 
商品価格:38万円(税込)
(色無地1反28万円、裏地代、仕立て代、各産地体験参加費含む)

PRポイント

養蚕体験~製糸体験~製織体験を通じて、着物の出来上がる過程を知り、生産者との触れ合いを重視することで、純国産の絹糸のトレーサビリティを消費者に提示すると同時に、商品への愛着を抱いてもらう画期的な体験型商品。
5月〜6月頃  養蚕農家での春繭の養蚕体験(茨城県)
9月頃 座繰り体験&碓氷製糸での製糸見学(群馬県)
11月〜12月頃 長浜縮緬織元見学 および八丁撚糸体験(滋賀県)
翌3月頃 白生地完成、色決め(染め上がり後、仕立てて納品)
シンプル ■オスだけの繭から紡がれる純国産の生糸の美しさにはだれもが感動。
ミスマッチ ■どうやって着物ができるのか、養蚕農家から製糸、織り、染などの工程を見学体験するというパッケージの新鮮さ。
アクション■高額であるにもかかわらず、毎年多数の申し込みがある特別な商品となっている。
フォトジェニック■自分の着物が完成する過程はもちろん、出来上がった着物を着て、写真を撮り、各自がオーガニックに発信する力を持っている。
シェア /ヴィジョン■各地域で、生産者が消費者と直接触れ合うことで、地域の作り手たちがやる気をもらっている。

部門設定企業担当者の声

日本の文化を語るとき、欠かすことのできない「着物」。その魅力を新しい形で発信しようとしている試みが、銀座もとじの「プラチナボーイ物語」です。トーレーサビリティの確保だけでなく、その過程をともに体験することで、商品の価値を高め、同時に地域で着物作りを支える生産者や職人などを元気づけ、経済的にもよい循環を生み出しています。

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募集概要

応募期間
応募なし。キャンペーンを別途実施予定
応募方法
応募なし。家庭画報.comにおいて読者によるキャンペーンを別途実施予定
受賞時の特典
「家庭画報」本誌と「家庭画報.com」で紹介します。
受賞決定タイミング
2018年1月下旬