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自治体が勧める まちの逸品部門

株式会社トライステージ
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産経新聞社


自治体が勧める まちの逸品部門

地域の将来を支える名品の発掘とその市場開拓を支援するため、新たに“自治体が勧める地域の逸品(まちの逸品)”を自治体から募集します。


部門賞
髙田耕造商店 紀州産 からだ用棕櫚たわし 檜柄和歌山県

概要

販売会社:株式会社コーゾー 和歌山県海南市
販売価格:5,940円(長め) 5,616円(短め)
※2010年から棕櫚山再生プロジェクトがスタート、商品開発

PRポイント

現在、たわしといえばパームヤシの硬い繊維や化学繊維で作られた大量生産のものがほとんどですが、山の管理から製造まで全て地元で行なう紀州産の棕櫚(シュロ)を使ったたわしは、とりわけ繊維が繊細でしなやかです。
貴重な棕櫚皮をふんだんに使い、細部まで職人がこだわり抜いた最高級ボディブラシの”やさしさ”を毎日のご入浴でお楽しみください。
【平成28年度プレミア和歌山推奨品審査委員特別賞を受賞】


「たわし」は硬いというイメージがありますが、棕櫚を使ったたわしは、これまでのイメージを覆す「やさしい」製品です。素材を傷つけず、野菜も表皮を傷つけず泥だけを落とし、体を洗うこともできます。
海南市は日用家庭用品製造業が盛んですが、もともとは、古くから栽培されていた棕櫚を原材料としたたわしや箒、縄などの加工がルーツ。しかし、戦後、棕櫚は安価なパームヤシや化学繊維に取って代わられました。
髙田耕造商店では、希少となった国産の棕櫚を使用したたわしを復活させるために、まず棕櫚山の再生から始めました。棕櫚は、常に手入れをしないとたわしに使う繊維が採取できなくなるからです。農家の協力を得て、伝統的な技術を知る職人を集め、5年がかりで棕櫚のたわしを復活することができました。そして、棕櫚のたわしを代表する商品のひとつとして、「からだ用棕櫚たわし」を商品化しました。
安心安全で耐久性のある商品をひとつひとつ手作りで製造しています。持ち手は木工職人の手で東濃桧(とうのうひのき)を一本ずつ削りだし、さらに焼き加工を施すことにより防水効果を高めています。

「国産の棕櫚たわし」を作り続けることにより、和歌山県の伝統産業と棕櫚山を守ることができます。髙田耕造商店は、これが紀州で生まれた職人の使命だと考えています。

部門設定企業担当者の声

自分たちのルーツを途絶えさせないとの思いから、地元の職人とともに5年以上の時間をかけて開発した商品です。長年手が入らず荒れ果てた棕櫚の山を地道に再生させる努力は本物であり、感動を覚えるプロジェクトと言えます。
過疎化に悩む地域にあって、未来永劫に伝承される、まさに“まちの逸品”です。
今後は、商品だけでなく技術についても海外展開等が期待できます。

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部門賞
鹿ケ谷かぼちゃソフトクッキー「私、綾部高校出身です。」京都府綾部市

概要

販売事業者:就労継続支援B型事業所 社会福祉法人綾部福祉会ワークショップサクラティエ
販売金額:735円 ソフトクッキー7枚入り
発売開始 2017年6月1日

PRポイント

京都府立綾部高等学校と綾部福祉会ワークショップ・サクラティエ、綾部市内のパッケージメーカー「タマヤ」、一般社団法人綾部青年会議所が共同で開発したソフトクッキーです。
京の伝統野菜「鹿ケ谷かぼちゃ」は綾部市が全国生産量の約7割を占めており、その多くを綾部高校東分校の生徒が栽培しています。
これをまちの魅力としてPRしようと、平成27年に綾部青年会議所と綾部高校が共同でスイーツを開発し、イベントで店頭調理してブース出展。
さらに土産物として販売できるものを目指し、第2弾として今回の商品開発が行われました。
製造を請け負ったサクラティエはパティシエに相談するなどして味が薄い鹿ヶ谷かぼちゃの風味を出すため苦心を重ねました。
お年寄りにも優しい食感のクッキーに仕上げました。

部門設定企業担当者の声

本部門賞の優秀賞品。
京の伝統野菜「鹿ヶ谷かぼちゃ」の生産7割を占める地域で、その認知度を高めるために、青年会議所が障害者継続支援B型事業所とかぼちゃを生産する地元の高校生を巻き込んで、新しい土産物として商品化されている点は新しい“コト”を起こす企画として素晴らしい。
パッケージデザインは地元の企業が担当、かわいらしく特徴ある“まちの逸品”となった。

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部門賞
舞茸ぽん酢福井県大野市

概要

販売事業者 野村醤油株式会社
販売金額:540円 200ml

PRポイント

多業種コラボ+特産の魅力が詰まった商品。
統一ブランド「ふふふおおの」商品として開発された。
“越前大野産”九頭竜まいたけを製造販売している(株)昇竜が加工品を製造する際、未活用だったまいたけの煮汁を上手く活用出来ないかと相談され、異業種コラボ商品として生まれました。
美味しい大野の水と希少価値が高い実生のゆず、そして旨みが凝縮された舞茸の煮汁をふんだんに使い、ぽん酢が苦手な野村醤油の六代目がはじめて美味しいと思えた優しく香り高い贅を尽くしたぽん酢です。
ボトルにはイラストのほかに「ぽん酢」が大嫌いだった野村醤油の六代目・明志がつくりましたと印象的な言葉を添え、通常のぽん酢と比べてツンとしない柔らかな酸味を醸し出しています。

部門設定企業担当者の声

舞茸の加工品を製造する際に発生する未活用の煮汁を使うなど、異業種との組み合わせから製作された商品。
地元大野の水と希少価値が高い実勢の柚子を使うなど工夫がみられる。
明治の初めに創業した野村醤油は、元は桶つくりの老舗が発祥ですが、第2次世界大戦のときに、冷水たちの修行のために曹洞宗大本山永平寺に醤油を届けたことが縁で福井県で唯一の御用達の免許を与えらます。
その6代目が地元異業種とコラボして新たな商品開発をする意義は大きいと思います。

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募集概要

応募期間
平成29年9月25日から11月10日(郵送応募の場合は、当日消印有効)
応募方法
所定の推薦書用紙に必要事項記入のうえ、自治体1商品を申請してください。
応募用アドレス: furusato@sankei.co.jpに送信
問合せ先:産経新聞社新プロジェクト本部 赤崎/箱山
Tel:03-3275-8660 Fax:03-3275-8693 (平日:午前9時半から午後6時)
受賞時の特典
最優秀賞は、産経新聞社が取材、販売協力と同時に、商品動画の制作支援
日本百貨店での店頭販売プロモーション
受賞決定タイミング
2018年2月上旬